制御盤をはじめとする盤や受電設備、キャビネットなど多種多様な製品ラインナップを持つメーカー、内外電機。1920年の創業という長い歴史を持つ企業の特性や、取り扱っている製品の特徴とバリエーションなどを紹介します。
内外電機は幅広く盤をラインナップしているメーカー。カテゴリーを見ると標準分電盤、制御盤・警報盤、住宅用分電盤があり、高圧受電設備やキャビネット、プラスチックボックスも取り扱っています。太陽光発電関連製品やパーツ類まで合わせて、産業施設の電気機械器具は概ねコーディネイトできるでしょう。
公式HPでは「2021総合カタログ」や「2021年 総合価格表」、そして各製品のパンフレットなどをPDFファイルで公開しているので、スペックや費用感を調べるのに役立つと思います(2022年1月時点)。
内外電機の制御盤は5製品。空調盤、遠方操作盤、ポンプ制御盤、電極切替盤、電磁弁制御盤といったバリエーションが揃っています。筐体は鉄製キャビネットを採用、比較的小型なモデルで、回路や操作・表示部は内外電機によるオリジナル開発の制御モジュールにまとめています。
なお、キャビネットは単位で別途製品ラインナップがあり、鉄製だけでなくステンレス製やアルミ製といった素材のバリエーションから、埋込形・露出形といった設置方法の違い、遮光板付きなどプラスα機能といった多様な製品展開をしています。
内外電機は1920年、大正時代に創業した歴史ある企業で、当初は金属加工業に従事していました。電力会社との取引がスタートしたのは1951年。鉄製屋外用計器箱の製造を手掛けるようになり、今日に至っています。
本社は大阪で東京や愛知など全国25ヶ所に事業所を展開、自社工場も山梨、岐阜、大阪、岡山の4拠点。京阪奈工場はJSIA優良工場としての認定を取得していますし、ISO9001認証は全社レベルで取得しています。
非上場ながら公式HPで決算公告を開示するなど、企業としての信頼性は高いといえそうです。
1951年から電力会社と取引があり、制御盤だけでなく電気機械器具で多様な製品をラインナップできるのも、長年の実績を製品開発にフィードバックして、マーケットのニーズに応えているからなのでしょう。制御盤は用途別に5製品あり、キャビネットのバリエーションと組み合わせることで設置場所に適応させることもできるでしょう。
当サイトでは、様々な仕様、用途に特化した屋外盤、屋内版、制御盤を扱うメーカーを多数紹介しています。
自社のニーズにあったメーカーをトップページから探してください。
公式HPに納品事例はありませんでした。
本社所在地 | 大阪府大阪市中央区本町4-6-17 |
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電話番号 | 072-980-8551 |
公式HP URL | http://naigai-e.co.jp/ |
このサイトでは国内の制御盤メーカーを徹底調査し、
各メーカーを設計品or既製品/屋外用or屋内用という
2つの軸で比較しました。
上記の重要な2つの軸で比較しながらも、導入する側としてやはり気になるのは、製品の品質ですよね。
そのため、設計品については納入実績数、
既製品については品質に直結する試験設備の豊富さが
最も豊富な3社をピックアップしています。
設計品(屋外)なら
設計品(屋内)なら
既製品なら
※それぞれ以下の条件で選定
屋外・設計品なら…Google検索「屋外盤」上位10社(2022年1月時点)のうち、公式HP記載の屋外盤の納品実績数が一番豊富な企業(年間20,000面以上)
屋内・設計品なら…Google検索「屋内盤」上位10社(2022年1月時点)のうち、公式HP記載の屋内盤の納品実績数が一番豊富な企業(累計5,000面以上)
屋内外・既製品なら…Google検索「屋内盤」「屋外盤」の各上位10社(2022年1月時点)のうち、実験施設の種類が一番豊富な企業(耐震、風雨、防塵、防水、日射、短絡試験)