事業のルーツは1945年の個人営業が始まりで、少人数の企業ながら多能工主義でスタッフのスキルに強みを持つ坂井製作所。
制御盤の製作における特徴や、クライアントに対する対応のフレキシビリティなどを紹介します。
坂井製作所は1人の技術者が1つの製品づくりを担当する、多能工主義を採用しています。分業制でない分、個々のスタッフは多様なスキルが必要となりますが、クライアント企業から見た場合、担当が明確になる分、ミスコミュニケーションが起こりにくいといったメリットもあります。
実際、隣接部品の干渉など図面の問題点があった時、1人が全作業をカバーしている方が早いタイミングで気づくこともできるでしょう。合わせて、担当者の責任意識も高くなるといえそうです。
オーダーに対するフレキシビリティも坂井製作所の特徴といえるでしょう。
例えば、クライアント側からはラフ図面レベルの提示で、ディテールを詰めるような打ち合わせをせずとも、製作を進めてくれるケースがあります。こうした発注方法によって、依頼にあたっての設計工数を削減することもできるでしょう。
一方、複雑な図面でのオーダーにも対応しています。3D CADを使って形状などを可視化できるので、図面に修正すべき点などがあった場合に対応しやすいでしょう。
坂井製作所は現在有限会社で従業員6名の少数精鋭体制(2022年1月時点)。ルーツを辿ると1945年の個人営業からスタートして、13年後の1958年に法人化しています。
こうした体制ということもあり、オーダーに対するキャパシティは小ロットが基本。公式HPでも「概ね1~50ロットが得意」という記述があります(2022年1月時点)。
もともと企業としての強みは板金加工やレーザー加工にあり、制御盤も屋内用・屋外用とも設計品のオーダーメイドに対応しています。
参照元:坂井製作所公式HP(https://www.sakai-ss-n.co.jp/company/)
参照元:坂井製作所公式HP(https://www.sakai-ss-n.co.jp/faq/)
多能工主義の採用や少数規模の人員体制という点もあり、坂井製作所に制御盤をオーダーするなら、自社のニーズに特化した設計品を小ロット規模で発注したいというケースにマッチするでしょう。加工を主体とする会社なので、基本設計などは依頼側で検討した方がよさそうですが、ラフ図面でも対応してくれるのはプラス評価できる要素です。
当サイトでは、様々な仕様、用途に特化した屋外盤、屋内版、制御盤を扱うメーカーを多数紹介しています。
自社のニーズにあったメーカーをトップページから探してください。
公式HPに納品事例はありませんでした。
本社所在地 | 新潟県長岡市与板町本与板3012-1 |
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電話番号 | 0258-72-2024 |
公式HP URL | https://www.sakai-ss-n.co.jp/ |
このサイトでは国内の制御盤メーカーを徹底調査し、
各メーカーを設計品or既製品/屋外用or屋内用という
2つの軸で比較しました。
上記の重要な2つの軸で比較しながらも、導入する側としてやはり気になるのは、製品の品質ですよね。
そのため、設計品については納入実績数、
既製品については品質に直結する試験設備の豊富さが
最も豊富な3社をピックアップしています。
設計品(屋外)なら
設計品(屋内)なら
既製品なら
※それぞれ以下の条件で選定
屋外・設計品なら…Google検索「屋外盤」上位10社(2022年1月時点)のうち、公式HP記載の屋外盤の納品実績数が一番豊富な企業(年間20,000面以上)
屋内・設計品なら…Google検索「屋内盤」上位10社(2022年1月時点)のうち、公式HP記載の屋内盤の納品実績数が一番豊富な企業(累計5,000面以上)
屋内外・既製品なら…Google検索「屋内盤」「屋外盤」の各上位10社(2022年1月時点)のうち、実験施設の種類が一番豊富な企業(耐震、風雨、防塵、防水、日射、短絡試験)